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HDに頼って生きてきた私は、社会に出たとたん深刻なメモリ不足に陥った

時事・社会

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ちきりん女史がブログで「仕事の超重要スキル」について書かれていますが、その中に「マルチタスク・マネジメント」に関するエントリーがありました。

Chikirinの日記 めっちゃ重要な基礎スキル その1

実は私、このマルチタスク・マネジメント(同時に複数の仕事をさばくこと)が非常に苦手で、社会人になったとたんにもがき苦しんだ記憶があります。
ちきりん女史のエントリーを読みながら、いろいろと思うことがあったので今回はそのことについて書こうと思います。


◆すぐにフリーズしていた私

ちきりん女史が指摘しているとおり、同時に複数の仕事をこなす能力は社会人として必須のスキルだと思います。
社会人になりたての頃、私はこれが苦手でした。(今も苦手ですが・・・)
同時に複数の仕事が降ってくると、すぐパニクる。
「エクセルとブラウザを同時に立ち上げただけでフリーズするパソコン」のように脆弱でした。
マルチタスクのための「メモリ」が足りないと言いますか、冷静な思考力・判断力が維持できなくなるのです。


これまでに見てきた、いわゆる「仕事ができる人」は、マルチタスク能力が高い人ばかりでした。
同時に複数のトラブルが発生しても冷静さを失わず、適切に対処できる。
業務の合間のわずかな時間に、別の仕事を少しずつこなして、膨大な仕事も効率よく片付けている。
積んでるメモリが高性能なのか、思考力・集中力が変動しないんですね。
どんな仕事をするにしろ、このスキルは他の能力発揮の土台となる、非常に重要なものだと思います。


◆学生時代はハードディスクに詰め込むだけだった

思い返してみると、私の学生時代はそれほどマルチタスク・マネジメントを求められませんでした。
試験勉強も、「一気にやったほうが集中できるから」などと言って、一日1~2科目に集中攻撃。
しかもほとんどが詰め込み型の勉強でした。
いわばメモリを鍛えず、ハードディスクに頼りきっていたのです。
当時の私は「自分は一点集中突破タイプだから」などという赤面ものの勘違いをしており、しかもそのまま社会人になってしまったものですから、当然ながら轟沈。
マルチタスク・マネジメントができないと社会では全く通用しない、ということを、身を持って思い知った次第です。


このままじゃあかん、ということでいろいろ試行錯誤しましたが、悩んだ末にたどり着いたのは、タスクを全て手帳に書き出す、という方法でした。
脳内に留めておくとメモリを食うから、仕事が降ってきた時点でリストに書きだす。
スケジュールもほうれん草の記録も、とにかく何でも手帳に書いていました。
(ちきりん女史のブログでは、カレンダーとToDoリストの統合についての提案が。なるほど。)
脳内にあるうちは「こんなにたくさんの仕事、とてもこなせない!」とパニクるわけですが、紙に書いて順番にやると、なんとか業務を処理できるようになりました。
そしてそれを繰り返すうちに、パニックに陥るまでの閾値も少しずつ改善している気がします。


パソコンみたいに簡単にメモリを増設できればいいのですが、人間のスキルはそうもいきません。
大事なスキルだからこそ、時間をかけて鍛えていくしかないのだろうなぁ・・・と、ちきりん女史のブログを読んであらためて感じました。