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「カッコイイ」って、どういうこと?

 

1992年に公開されたスタジオジブリ制作の名作、『紅の豚』。

そのキャッチコピーの一つに 「カッコイイとは、こういうことさ。」 というフレーズがありました。

糸井重里さんによる名コピー。

映画の印象とぴったりマッチしていて、今も強く心に残っています。

 

さて、このキャッチコピー。

じーっと見ると、大変面白い、意味深いフレーズだと改めて感じます。

 

「カッコイイって、どういうことですか?」

 

そう問われたとき、皆さんは何を思い浮かべますか?

 

映画の名シーン?

マンガの主人公の名台詞?

あるいは、実在の偉人の生き様でしょうか?

自分の人生のハイライトを思い起こす人もいるかもしれません。

 

何をカッコイイと思うかは、人によって違います。(当たり前ですが)

その人の価値観に深く根差すものであり、個性・独自性がむき出しになる機会でもあります。

 

カッコイイとはどういうことか。

 

その答えを、妄想を交えながら追求していくと、ちょっと面白いことが起こります。

想像力をふくらませて、「こういう状況で、こういう主人公が、こんな行動をとったらカッコイイよなぁ」と考えていく。

最初は単なる妄想ですが、それはいつのまにか、立派な創作になってしまいます。

あなたがいつか書くはずの物語。

そのクライマックスシーンの原型ができるわけです。

 

「スパイダーマン」シリーズで有名なアメリカの映画監督、サム・ライミ氏はまず撮りたいシーンが頭に浮かび、そのシーンに合わせて物語やプロットを作っていくそうです。

漫画家・荒木飛呂彦氏も同様に、シーンをまず作り、それを元にストーリーを作ることがあると語っています。

 

「カッコイイとは、こういうことさ」と頭の中に描いてみれば、その人オリジナルの名シーンが生まれるかもしれません。

そこから素晴らしい物語が生まれるかもしれません。

物語は一行目から作っていかねばならない、という決まりはないのですから。